うさがかく 日常のイラストブログ

元漫画家が、思いついたことをイラストや漫画とともに紹介したり書いてみたりするブログ。絵の描き方もちょこちょこ載せます。

【豆知識】知ってるだけで即日絵がうまくなる!【人物・顔】

知ってるだけで即日絵がうまくなる!導入漫画

 

知ってるだけってどう言う事??

いやいやそれだけでうまくなるなら苦労しないでしょ…。

いいえ、実はある事を「知った」その日から絵がうまくなるんです。

 

知らなくてもいいけど知ってて損はない。

今回はそんな豆知識をお届け致します。

 

 

 

 

耳の位置を知ろう!

 

さっそくですが問題です。

 

耳の位置を間違えて描いているイラスト

 

このイラストの耳の位置には違和感があります。

その理由をすぐに答えられますか?

 

 

 

 

 

実は「耳の位置が下すぎる」のです。

 

鏡で自分の顔を見てみてください。

目と耳のつけ根の高さが同じ事を線で繋いで示したイラスト

耳のつけ根の高さと目の位置はほぼ同じ高さですよね?

 

 

ほ、ほんとだー!

 
 

いやお前の耳は上についとるやろ

 
 
 

この事から、最初のイラストの耳はもっと上にあるべきだという事がわかります。

 

 

確かに耳がこの位置だと眼鏡かけられないもんね

 
 

お、いいとこに気づいたな

 
 
 

耳のつけ根の位置は目の高さとほとんど同じ!

 

これを読んだあなたは以降、耳の位置を間違えることはなくなりましたよね。

鏡で自分の顔を見ながら描いても、意識していなければ割と気づかなかったりするものです。

 

 
 

もちろん例外もあるし、きっちり同じにしなくても全然大丈夫やで

 
 
 

 

ちなみに頭は丸いので、顔の傾き加減で耳の位置が下だったり上についているように見えたりします。

 

 

ではこれを踏まえて次にいってみましょう。

 

 

輪郭を描こう!

 

 

耳の位置と輪郭が関係あるの?

 
 

まあまあ今からちゃんと教えたるから。

人間はなぁ、みんな耳の下にこの部分があるんやぁ!

 
 
 

エラ部分を赤丸で囲って示したイラスト

 

赤丸で囲ったこの部分。

エラの部分ですね。

 

 

先ほどのイラストを見てみましょう。

こちらが耳の位置を間違えて描いているイラスト。

耳の位置を間違えて描いているイラスト

 

耳の位置を修正する際輪郭のかたちも描き直すことになるのですが…

エラを描いていない間違ったイラスト

こうはなりません。

 

 

こちらが正しい修正後のイラスト。

耳の位置とエラを修正した正しいイラスト

エラがあるので輪郭はこのようなかたちになり、そのままアゴの方までつながるのです。

 

 

エラがあるから、正面からみると顔のかたちはこうなります。

正面から見たときのエラを示したイラスト

 

 

エラの描き方は色々なパターンがあります。

エラを色々なパターンで描いたイラスト

太っている人のイラストならあえて描かない方がいいかもしれませんね。

 

エラの大きさは人それぞれ違います。

ただ、輪郭がいきなりまっすぐ耳につながってくることはないので、描かない場合でもちゃんとこの部分にエラがあるんだ!という事を意識しておきましょう。

 

 

 

そっかー、耳の位置をきちんと把握できたから、エラも輪郭も描けるようになったってことだね

 
 

せや、目の位置も耳の高さと同じやから必然的にどこに描くか決まってくるやろ

 
 

なるほど〜!

 
 
もちろんどこから描いていってもかまいません。
全体をみたときに、バランスがとれているのか確認する目安になるということです。
ちなみにわたしは輪郭からでないと描けません。
 

 

まとめ

 

眉、鼻、口の位置や大きさは人によって様々ですよね。

ですが人間の構造的に、「この部分は大体こう!」と位置や大きさが決まっているパーツもいくつかあるのです。

 

正直、プロのイラストレーターさんや漫画家さんでもこんなことは気にせず描いている方達はたくさんいます。

 

むしろデフォルメしたチビキャラをかくときなどは、耳の位置とかエラがどうとか無視した方がかわいく描けるかもしれません。

 

▼デフォルメしたチビキャラ

デフォルメしたチビキャラのイラスト

  

位置とか大きさ以前に、2頭身という時点で普通はありえないですからね。

だけどそれが許されるのがイラストの面白いところ。

 

今回の豆知識は知っていて損はないですし、デフォルメする場合なども、本当のかたちや位置を知っているからこそうまくできるものです。

ピカソのゲルニカ然り。

 

なのでもし、うまく人物の顔が描けない…と悩んでいるのなら、本来顔のどのパーツがどこにくるべきなのかを「知ってから」描いてみると適当に描くよりもきっとうまく描けるようになるはずです。

 

 

というわけで以上、豆知識でした。

少しでも誰かのお役に立てますように。

それではまた〜。